耐火物誌

1954/9 第22,23集 造塊煉瓦特集 合併号

講演 ウエツトパンとパツグミルに於ける混練比較に就いて 稗田貞彦, 神崎二郎 2
専門委員会報告 造塊用煉瓦の侵蝕について(第2報補遺・鋼津によるシヤモツト煉瓦の侵蝕) 前川静彌, 中川義隆,曾 我政雄 3
  造塊用煉瓦の侵蝕に就いて(第3報・熔鋼によるシヤモツト煉瓦の侵蝕に及ぼす空気並に侵蝕時間の影響) 前川静彌, 中川義隆,曾 我政雄 5
  蝋石一シヤモツト質低気孔率取鍋煉瓦 前川静彌, 小林 均 9
  鍋 試 験 成里春三 12
  蝋石質取鍋煉瓦の粒度調整試作品使用結果 守川喜久雄,小谷良男 19
  取鍋煉瓦使用成績について 渡辺省三 22
  品川標準型取鍋煉瓦の採用試験に就いて 杉沢英男, 毛利定男 26
  低気孔率取鍋煉瓦に就いて 足利章一 30
  取鍋煉瓦の一例 美崎敬之 32
  ろう石質,シヤモツト質及び高アルミナ質取鍋煉瓦の試験 太田善造,二見博 33
  ドライプレス製鋳鍋煉瓦に関する研究 池田邦相,鈴木武 37
  平炉軟鋼を鋳造する場合の種々の品種のシヤモツト煉瓦の操業成績に就いて 毛利定男,藤井豊男 39
  取鍋煉瓦の品質管理 毛利定男,藤井豊男 42
  塩基性平炉鋼の鋳込作業に使用された取鍋煉瓦に就いての観察(抜萃) 毛利定男,藤井豊男 43
  平炉取鍋内張として使用した低気孔率シヤモツト煉瓦並にろう石煉瓦に就いての観察 毛利定男,林武志 47
  高珪酸質ノズル煉瓦の試作研究 太田善造,二見博 50
  独Stoecker & Kunz社製ノズル,ストツパー煉瓦の品質とその使用結果 錦織清治 52
  平炉用取鍋に於けるノズルの侵食機構 丹羽庄平 57
  英国標準スリーブ,ストツパー,ノズルの形状寸法に就いて 丹羽庄平 63
  我が国に於けるノズル,ストツパー,スリーブ煉瓦の形状寸法調査 丹羽庄平 66
  湯道煉瓦の材質に就いて(第1報) 河内通 73
  スリーブに就いて 大貫富蔵 76
  耐火煉瓦使用の覚書 造塊用煉瓦について 前川静彌 77
  第4回造塊用取鍋煉瓦実績調査一覧表に就いて 毛利定男 87
会報      

1954/6月 第21集 平炉耐火物特集号

帰朝報告 欧米の耐火煉瓦工業視察報告 中原文夫 386
専門委員会報告   クロマグ煉瓦に就いて 白川清 391
ドロマイト煉瓦の平炉鉱滓による侵蝕試験 長崎勧,西川泰男  
平炉天井用クロマグ煉瓦使用試験(第1,2,3報) 栗山俊治,本城武 393
塩基性煉瓦の試用試験結果に就いて  日本鋼管川崎製鉄所 396
不焼クロマグ煉瓦に就いて 河内通 401
クロマグ煉瓦のマグネシアクリンカー配合率の及す影響 和田透 404
海水マグネシア使用のマグクロ煉瓦の平炉ガスポートの使用 太田善造,田中真平,種村文数 405
Zebraroofに就いて(第1報) 武田喜三 408
Zebra roofに就いて(第2報) 武田喜三 410
スーパーデューテイ珪石煉瓦の製造に就いて 稲村泰 412
三河珪石の利用 田中真平 414
低気孔率天井煉瓦試験に就いて  八幡製鉄所製鋼部 415
平炉蓄熱室ダストの各種耐火物に及す影響 竹内清和 419
LY質ギツター煉瓦使用に就いて 杉沢英男 421
塩基性重油専焼炉における耐火煉瓦の使用状況に就いて(第1報) 住友金属工業 鋼管製造所  
塩基性重油専焼炉に於ける耐火煉瓦の使用状況について(第2報) 守川喜久雄 423
150瓲平炉蓄熱室用ギツター煉瓦の研究材質,形状寸法について 森川孝三,和田透 426
シヤモツト質ギツター煉瓦の使用研究 太田善造,二見博  
シヤモツト質ギツター煉瓦(第1報)  八幡製鉄所製鋼部 427
シヤモツト質ギツター煉瓦(第2報) 武田喜三 428
珪石及びDCM煉瓦前壁の熔損状況 大阪製鋼 西島工場 430
DCM迫受煉瓦の試験報告 大阪製鋼 西島工場 432
平炉3号改造後に於けるDCM煉瓦及びZebraroof使用成績に就いて 山口正,二宮久人 433
第6回造塊用煉瓦専門委員会経過報告   436
第1回機関車用耐火煉瓦専門委員会議事録   436
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-コークス炉用煉瓦に就いて  須賀音吉 437
会報     440
索引 耐火物工業 第5巻 (自17集至21集).総目次   443
 

1954/3月 第20集

論説 日木工業標準化事業に就いて 若林滋 343
帰朝報告 欧米耐火煉瓦業界視察記 池ノ上典 345
専門委員会報告 第5回造塊用煉瓦専門委員会経過報告   352
平炉天井用塩基性煉瓦に就いて(第3報)  日本鋼管川崎製鉄所 354
珪石煉瓦に就いて  日本鋼管 鶴見製鉄所 354
酸素製鋼の平炉用耐火煉瓦に及す影響に就いて 山口正,二宮久人 356
振動篩に就いて 柳原道行 358
耐火煉瓦の重油燃焼について 福井哲 360
予熱利用乾燥炉  播磨耐火煉瓦株式会社 362
Eirich Mixerの性能について 安田啓 362
DCM耐火煉瓦の使用成績について 山口正,二宮久人 363
報文 ドロマイト煉瓦について 清浦雷作,佐多敏之 366
資料 クロム鉱石中FeOの直接定量法 須賀音吉,松井助松 372
  岩手窯業鉱山の硬質粘土に就いて 村岡誠 375
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-電気炉用耐火物(其の1) 錦織清治,丹羽庄平 377
会報      

1953/12月 第19集

論説 並形耐火煉瓦の寸法に就いての御願い 黒田泰造 297
専門委員会報告 米国製ドライプレスに就いて 富士製鉄室蘭製鉄所 窯業課 297
Rotary dryerとその集塵装置に就いて 水野茂樹 300
トンネル乾燥炉について 福井哲 306
トンネルドライヤーに対する耐火煉瓦燒成炉排熱利用の検討 稲村泰 309
大型フリクシヨンプレスの押上装置及ライナーに就いて 多田高治 314
粗粒の採り方  日新耐火工業 技術課 317
改造目皿フレツトの性能について 日本鋼管川崎製鉄所 炉材課 319
田所式通気率測定方法について 河内通 320
並形シヤモツト煉瓦に関する2・3の比較試験 宮川愛太郎 322
資料 二・三の輸入耐火原料の鉱物組成(其の1,其の2) 岩生周一 325
愛媛県赤石鉱山のヅン岩及びクローム鉄鉱床 山田正春 328
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-断熱材に就いて   333
会報      341

1953/9月 第18集

専門委員会報告       設備改善専門委員会経過報告 小森義重 255
集塵装置に就いて 成松春来 256
粉砕機の粉砕能力に就いて 福井哲,小島政市 261
フレツトに於ける二,三の実験 池田邦相,和田透 265
現有設備による粒度分布の一例 村上次郎 266
塔式粉砕機に就いて 奥沢彦平 269
改造ボイドプレスに就いて 中原文夫 269
報文 各社製クロマグ煉瓦に就いて 須賀音吉,滑石直幸 273
資料    岩手窯業鉱山の硬質粘土 上田鈴夫 277
広島県勝光山地域の葉ろう石鉱床概要 上野三義 279
JIS標準フルイ   285
粉末耐火物に就いて 中原文夫 287
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-セメント回転窯用の耐火物に就いて 吉井豊藤丸 289
会報     291
統計 昭和28年度第一,四半期全国耐火煉瓦生産実績(聴)   296

1953/5月 第17集 造塊煉瓦特集号(2)

講演 真空パグミルとオーガー 沢井郁太郎 197
専門委員会報告 米国製ノズル,ストッパー物理試験結果に就いて 中原文夫 203
造塊用煉瓦の侵食に就いて(第2報) 前川静彌,中川義隆 204
取鍋用耐火物に就いて 寺田二郎 207
平炉取鍋煉瓦の張分け試験 守川喜久雄,小谷良男 208
湯道煉瓦の材質が鋼塊の煉瓦疵発生に及ぼす影響に就いて 白川竜水 217
粒度調整による取鍋煉瓦の試作 山田良一 222
低気孔性ろう石質取鍋煉瓦の粒度調整に就いて 上木正二,竹内清和 222
ろう石原料の粉砕粒度に就いて 青木熊雄 224
鍋煉瓦の形状統一の一方法 毛利定男 228
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-造塊用湯道煉瓦に就いて 長崎 勧 235
文献紹介 取鍋内張の重要性(A.I.M.E.1951) 毛利定男 240
Pit Practice(A.I.M.E.1951) 毛利定男 243
造塊作業用煉瓦型状の規格統一(Versohleissmaterial und Giessmaterial) 毛利定男 244
ノズル設置の断面図 毛利定男 249
取鍋及び取鍋に設置されたストツパー・ノズル・スリープの略図 毛利定男 250

1953/3月 第16集 造塊煉瓦特集号(1)

講演 炭素耐火物(黒鉛-粘土系耐火物) 山内俊吉,鈴木弘茂 155
専門委員会報告 第1回第2回及び第三回造塊用取鍋煉瓦調査一覧表の考察 毛利定男 164
第1回第2回及び第三回造塊用スリーブ煉瓦調査一覧表の考察 毛利定男 171
造塊用煉瓦の侵食に就いて(第1報 溶鋼鋼によるシヤモツト煉瓦の侵蝕) 前川静彌,中川義隆 174
米国製及び国内製取鍋用煉瓦の比較試験結果 前川静彌,館野万吉,上田芳夫,中川義隆 179
長崎県五島産ろう石を原料とした取鍋内張煉瓦に就いて 丹羽庄平 183
造塊用取鍋煉瓦及びスリーブ煉瓦結果一覧  
昭和27年度品種別耐火煉瓦生産量,昭和26,27年度部門別耐火煉瓦需要量  194
会報      

1952/12月 第15集 塩基性耐火物特集号

報文 海水マグネシアを利用した塩基性及び中性耐火煉瓦の製造 河内通,須賀音吉 79
DCM耐火物に就いて 池ノ上典 96
無珪酸ドロマイトクリンカー及びドロマイト煉瓦の研究 高木正男,天藤森雄 98
水酸化マグネシアを使用するクロム・マグネシア質耐火物の研究 太田善造,種村文数 104
熔成燐肥製造炉用CaO-MgO-SiO2系耐火煉瓦の製作 福井哲,土屋弘,佐野川建 116
クローム煉瓦及びクロームマグネシア煉瓦 長谷文造 120
海水マグネシアの耐火煉瓦えの利用 多田高治,河村淳一,大泉洋 124
RITEX煉瓦に就いて 毛利定男 145
専門委員会報告 造塊用煉瓦専門委員会新運営方針に就いてのお願ひ 毛利定男 149
造塊用煉瓦専門委員会経過報告    
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-
我国に於ける海水マグネシア製造の現況と利用の問題
 須賀音吉 150
会報      

1952/10月 第14集 平炉用耐火物特集号

  平炉用耐火物特集号    
講演 酸素製鋼の煉瓦に及ぼす影響に就いて 杉浦英男,松浦実 37
専門委員会報告 平炉用耐火物専門委員会経過報告 高良義郎 44
三河珪石に関する研究 山内俊吉,鈴木弘茂 46
低気孔率珪石煉瓦の研究概要 稲村泰 58
平炉天井煉瓦の研究(粒度調整による熔融及び侵食)第2報 奥沢彦平 59
赤白以外の珪石を使用した平炉天井用珪石煉瓦に就て 池ノ上典 63
クロム・マグネシヤ(マグネシア)煉瓦の研究 毛利定男 65
クロム・マグネシヤ(マグネシア)質平炉天井煉瓦試験 若林明 66
平炉天井及瓦斯噴出口用高アルミナ質煉瓦の研究 水野茂樹 67
資料 岡山県三石台山附近の葉ろう石鉱床 上野三義 69
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-パルプ製造工業用煉瓦に就いて   73
会報     78

1952/8月 第13集

講演 セメソト回転炉用耐火煉瓦について 梅田正典 1
  セメソトキルン用耐火レンガについて 後藤菊二 5
報文 最近の三石産ろう石質粘土について 青木熊雄,三宅辰男 10
資料 全塩基性平炉に関する丈献(続き)   13
朝鮮慶尚南道東来郡鉄馬面産ろう石の鉱物組成 岩生周一 19
長崎県五島ろう石及びダイアスポアの観察について 岩生周一,浜知忠男,山田正春 19
吉岡粘土調査概報 村岡誠,岡野武男 24
専門委員会報告 第1回設備改善専門委員会経過報告 小森義重 9
第8回平炉用耐火物専門委員会経過報告 高良義郎 33
平炉用耐火煉瓦専門委員会改組と新構想 高良義郎 35
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-製鉄用転炉炉材について   26
耐火煉瓦使用の覚書-各論-粗粒子珪石煉瓦について   29
会報     36

1952/7月 第12集

  顧問 故河合幸三氏を偲びて 若林滋 1
  耐火煉瓦の形状に就いて 黒田泰造 1
講演 我が国のろう石鉱床(附 クローム鉱床及び炉材鉱床に就いての2,3の事実) 岩生周一 4
鳥取県日野郡多里村のクローム鉱々床 山田正春,種村光郎,竹田栄蔵,岩生周一 9
報文 輸入塩基性耐火煉瓦の使用実績 吉田英雄 14
全塩基性平炉に関する文献(翻訳)  毛利定男、青木 豊 20
資料 珪石平炉に比較したクローム・マグネサイト平炉の経済性と冶金学的利点  21
資料 欧州及び米国の全塩基性平炉  26
資料 溶接された鋲とクローム鉱スタンプ材とを用いた新式の平炉ドア  32
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-ケースドブリツクに就いて 山口丈夫 33
会報     40
  耐火物工業 第3巻(自第9集至第12集)総目次   47

1952/2月 第10集,第11集合併号 造塊煉瓦特集号

専門委員会報告            長野県角間ろう石を使用した取鍋煉瓦について 高橋俊雄,丹羽庄平,萩原淳治 1
炭素質耐火煉瓦の研究 丹羽庄平,萩原淳治,二見博 9
第1回及び第2回 造塊用取鍋煉瓦結果一覧表に就いての考察 毛利定男 18
定盤の位置に於ける煉瓦疵の発生状況及び煉瓦疵鋼塊の成品に及ぼす影響に就いて 白川竜水 22
コールタール煮せる取鍋用ノズルの実用結果報告 前川靜彌,館野万吉,上田芳夫 32
造塊作業に於ける耐火物の損食に就いて 前川靜彌 34
低気孔率鍋煉瓦について 毛利定男 40
鍋煉瓦の形状についての検討 山口正,上田靜雄 45
低気孔性ろう石質取鍋煉瓦用原料の選択について 上木正二,竹内清和 48
第3回造塊用専門委員会経過報告   73
造塊用取鍋煉瓦及スリーブ煉瓦結果一覧表(第2回)   折込
報文 米国製高炉用煉瓦の品質に就いて 河内通,須賀音吉 50
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-非鉄金属編:銅製錬用耐火物に就いて  毛利定男 60
資料 JIS耐火レンガのオートクレーブ試験方法   67
JIS耐火レンガの化学分析方法   67
  昭和26年度品種別,地区別生産実績    
会報      
 

1951/9月 第9集

報文 長野県角間ろう石を使用した取鍋煉瓦について(第1報) 1頁 丹羽庄平,萩原淳治
造塊用取鍋煉瓦の持続回数調査 7頁 中原文夫,池田達雄
低気孔率取鍋煉瓦について 10頁 毛利定男
耐火煉瓦の通気率に関する2,3の実験 17頁 池ノ上典,古海宏一
筑豊粘土及びボタについて(2) 21頁 村岡誠,種村光郎
專門委員會報告 造塊用取鍋煉瓦及スリーブ煉瓦結果一覽表 30頁  
  耐火物の比熱について 30頁 福井哲
文献紹介 取鍋用煉瓦としての黒鉛粘土質耐火物 30頁 外島健吉
資料 耐火煉瓦製造業者名簿 31頁  
   昭和26年第1・4半期地区別耐火煉亙生産実績  31頁  
   昭和25年第4・4半期地区別耐火煉瓦生産実績  31頁  
 会報    31頁  

1951/8月 第8集 百年祭記念号

  百年祭記念号発刊について 若林滋 1
  各顧間の経歴及び功績,各顧間の感想談各顧問の感想談   1
報文 百年前の耐火煉瓦 高良義郎 20
佐賀藩に於ける反射炉と其の炉材に就て 小畠辰三 24
薩摩藩の反射炉と其の耐火煉瓦に就て 池ノ上典 25
水戸藩の反射炉とその耐火煉瓦に就て 池ノ上典 25
韮山反射炉とその耐火煉瓦に就て 稻村泰 26
帰朝報告 米国の塩基性煉瓦の近況 毛利定男 29
專門委員會報告

平炉用耐火物専門委員会実績報告

32  32
講座 耐火煉瓦使用の覚書(其の4続)(其の5)   32
資料 発進舎製耐火煉瓦試験報告   34
会報     35
索引 耐火物工業 第2巻(自第4集至第8集) 総目次    

1951/5月 第7集

在米通信(其の1)(其の2) 毛利定男 1
報文 耐火煉瓦配合の理論とその適用(其の1) 若林明 1
岩手粘土の諸性質に及ぼす置換塩基の影響(2) 素木洋一 5
筑豊粘土及ボタに就て(1) 村岡誠,種村光郎 11
専門委員會報告 規格専門委員会報告 遠藤敏夫 18
第2回造塊用煉瓦専門委員会經過報告   30
講座 耐火煉瓦使用の覚書(其の4)   26
統計 昭和25年月別,品種別耐火煉瓦生産実績   31
会報     32

1950/12月 第6集

 

  在米通信 高良義郎 1
  最近10年間の耐火物に於ける最大の進歩 高良義郎 1
  米国の耐火物の生産高と概況 高良義郎 2
  Sea Water Magnesiaについて 高良義郎 4
報文 岩手粘土の諸性質に及ぼす置換塩基の影響(1)湿式粉碎による生成性の変化について 素木洋一 5
耐火煉瓦の焼成条件と熱経済の研究 第4報 珪石煉瓦の合理的燒成條件と現場での実施成果 瀨川清 12
低気孔率珪石煉瓦 第2報 稻村泰 15
ろう石質耐火物に就て 青武雄 20
耐火物の気孔率,吸水率,及び比重の相互關係に就て 松本照男 26
会報      

1950/8月 第5集

専門委員会報告 規格専門委員会報告 1頁 遠藤敏夫
ボタ研究会報告 5頁 中原文夫
報告 (Ⅰ)シヤモツト-三石ろう石系の研究 5頁 藤井豊男
(Ⅱ)筑豊炭田産ボタシヤモツトの2,3の物理的性質について 7頁 高鹽哲夫
(Ⅲ)ボタシヤモツトの焼成方法の煉瓦に及ぼす影響について 8頁  
(Ⅳ)ボタの燒成に関する2,3の実験 11頁 高良義郎,成瀨庸一
(Ⅴ)ボタシヤモツトを主体とせる試作煉瓦の物理的性質 15頁  
(Ⅵ)融剤添加によるボタシヤモツトの焼締り状況 16頁  
報文 耐火煉瓦の焼成条件と熱経済の研究 第3報,珪石煉瓦の燒成破損防止 17頁 瀨川清
倒焔窯に於ける燃焼状態の観察 21頁 上田静雄,勝原正久
回転窯用耐火煉瓦の條件と最近の傾向について 24頁 長野蘭藏
耐火煉瓦工場に於ける労働調査 28頁 古川實
講座 耐火煉瓦使用の覚書(其の3) 34頁  
会報      
統計 昭和25年度第一・四半期耐火煉瓦生産実績    
       

1950/4月 第4集 平炉用耐火物特集号

論説 特集号発刊に付き 1 若林滋
平炉用珪石煉瓦に關する1,2の想出 1 藤田新三郎
専門委員会報告 平炉用耐火物専門委員会昭和24年度経過報告(文部省科学試験研究経過報告) 2 高良義郎
報文 平炉用天井煉瓦試験 5 中原文夫
平炉天井用珪石煉瓦の研究(第1報抜粋) 9 伊藤孝次
低気孔率珪石煉瓦 15 稻村泰
赤白珪石以外の珪石を使用した平炉天井用珪石煉瓦について 19 池ノ上典
赤羽珪石を主体とせる天井煉瓦の試驗(1) 21 太田善造
平炉用ギツターブリツクの製造研究 22 長崎勸
シヤモツト質ギツター煉瓦第1回実用試驗 24 毛利定男
平炉用高ばん土質耐火煉瓦の研究 26 水野茂樹
クロームマグネシア煉瓦 27 長谷文造
クローム・マグネシア煉瓦第1回実用試驗 29 毛利定男
平炉用耐火物研究報告 30 若林明
ドロマイト耐火物の研究 33 古川實
珪石モルタルの研究(その1) 34 坂本三知男
講座 耐火煉瓦使用の覚書(その2) 36  
  業界報 37  
統計 耐火煉瓦生産実績(耐火煉瓦協会調) 38  
総目次 耐火物工業 .第1巻(自第1集至第4集)総目次    

1950/2月 第3集

専門委員会報告 平炉用耐火物専門委員会第4回委員会経過報告 高良義郎 1
岩手粘土專門委員会経過報告(2) 君林明 3
規格専門委員会経過報告(1) 遠藤敏夫 9
第3回熱管理専門委員会結果報告 福井哲 9
造塊用煉瓦専門委員会設立準備打合報告 毛利定男 23
ボタ研究会報告 (Ⅰ)筑豊ボタシヤモツトの粒度及び耐火度について 山本次郎 13
(Ⅱ)二,三の筑豊産炭質粘土について 石井鈔 14
(Ⅲ)筑豊産ボタシャモツトを主体とする煉瓦の試作 高鹽哲夫 15
(Ⅳ)ボタシャモツトに封する結合粘土比較試験 中原文夫,池田達夫 17
(Ⅴ)ろう石に少量のボタを加えて製作せる煉瓦の研究 林幸夫 20
報文 蛇紋岩を主体とする塩基性煉瓦の製造 中原文夫 23
岩手粘土の粉末度とその焼成効果について 水野茂樹 28
耐火煉瓦工場に於ける熱管理計器の使用体験 碪常和 31
講座 耐火煉瓦使用の覚書   35
会報     39
投稿要領     41
編集後記  愈々第3集が出ることになつたが、豫定より大分遅れたことを御詑びしなければならない。本誌を手に取つて既に御氣付きになつたと思うが,記事の収容能力を高めるため今回から6號活字を探用した。少々読みにくいかも知れないが,これも會の活動が活溌で報告,報文等が山積して來た爲めである。それでも編集委員會で決定した32頁建をはるかに突破してしまつた次第で,担当者は嬉しい悲鳴をあげている。本會としては別に大した宣傳も行つていないが會員数も途次檜加の一途を辿つている。この貼から見れぱ我々の仕事の方向も是認されているものと考えているが自画自賛にならない様努力したいと思つている。,本誌について御意見があれぱどんどんお聞かせ願い,少しでも向上を計りたいと考えている。次號ば早めに着手し,逞くも4月上旬には発行したいと思つている。(遠藤記)  

1949/9月 第2集

專門委員會報告 岩手粘土専門委員会報告 若林明 1
硫化鉱焙焼炉煉瓦專門委員會 遠藤敏夫 9
ボイラー煉瓦積專門委員會報告 遠藤敏夫 16
熱管理專門委員會報告 福井哲 22
報文 湿式粉碎煉瓦試作試驗 中原文夫 24
岩手粘土焼締温度について 丹羽庄平 26
低溶融物添加に依る低温焼成に就て(其の2) 青木熊雄 31
粘土スリップを使用する耐火煉瓦製造方法の報告 毛利定男 36
岩手粘土調査概報 村岡誠 36
資料 各種断熱レンガ規格表 齋藤俊太郎 38
支部報告 扶桑金属和歌山製作所見学記   41
会報  投稿要領   39
編集後記 9月発行の豫定が少々遅れたことをお詫びしなければならない,何しろ耐火煉瓦技術委員會當時の報告が山積しており,それ等は何れもプリントなので,一部は原稿用紙に書き直さなければならす.叉詳細を極めた数表が多いので組版にも手間取った次第であるがやつと規定の原稿用紙も出來,既に地方支部宛発送してあるのでそれを御利用願へば編集の能率も向上できることになる。又内容についても委員會當時のものが柑當あ多ので,燃料不足打開に関するものもあるが,何れも當時の眞剣な努力の記録であり,現在に於ても,原価の引下げ,燃料の合理的使用等の貼から考へても参考になるものばかりである。
 今後は 乏しい紙数に豊富な内容を盛る意味から数表は出来るだけ圖表に纒める方が合理的なので,投稿者各位も出來るだけこの方針に沿って頂ければ幸である。何分にも片手聞の編集者は御期待に滑うようなものが出來にくい。やはり編集委員會を設けて衆智をあつめ仕事を分担した方が早く立派な雑誌に育て上げる近道ではないかと思われる。今後どのように進む可きかについて編集關係者の道標を確立する意味で御意見があれば,どんどん本部迄申入れ願い度い。
 さて煉瓦界も9原則の實施以來御多聞に漏れず,極くお淋しき影が濃く春の見透しでは,秋と共に業界の好転のきざしを期待したが未だに光が見えない,然しこの苦境は業界の竹馬状即ち製造能力の水膨れ,群小便乗業者,模倣技術の行きづまり等を自然の形に落ち付かせ,量より質,そして質と信用はやはり技術面の充實が強く影響して來たので喜ばしいo 外國げ文献や叉好便による現物を最近見る起つけ米國の一つの例を見でも戦前のものと隔世的しこ進歩したことを想い吾々技術者の眞剣な勉強が必要となった。特に工業標準化法の制定があウ國内外の需要にこの法律を適用される日も近いが,ごの標準以上のものを作り出ず努力は もう今日必要となつた。色々な意味で技術會の專門委員會も今後一層火の出る様なデイスカツシヨンが行われ,それが雑誌面をにぎわすことを期待する。1集とこの2集も殆んど東京遠藤敏夫委員の御骨折りで出来上ったことを會員に御伝えして深く感謝の意を表します。(若林。滋) 
43