TARJ会報

2019年度第2回常任理事会議事録

日時:2019年10月29日(火)14:55~16:45

場所:耐火物技術協会 会議室

出席:黒田会長,小形副会長,西村副会長,橋本副会長

(常任理事) 天野,有馬,江口,大庭,金重,川﨑,後藤,高野,中村,安井,細田

【出席常任理事15名】/【委任状13名】

(監事)  浅野,塚本

(UNITECR事務局)    前田

(事務局) 吉井,磯尾〈記〉

提出資料:

①常任理事会資料(2019年10月29日付) 

・現況報告(会員内訳)

・2019年度第2四半期 収支報告

・貸借対照表(会務)

・2019年度予算

・2019年度決算予想

・事業部門報告

②UNITECR 2019 実行委員会

③企画委員会活動報告

④標準化委員会の活動報告

⑤支部報告

 ⑤-1九州支部報告書

 ⑤-2中国四国支部報告書

⑥耐火物技術協会事務室並びに会議室の改修について

議事内容:

*定数の確認

・冒頭に,細田専務理事が定足数充足の確認を行なった。2019年度常任理事37名に対し,出席理事15名,委任状提出理事13名の合計が28名となり過半数を満たしていることが報告され,黒田会長が本常任理事会の成立を宣言した。

1) 「常任理事会資料」(資料①)の説明と承認

・資料①に基づき,会員内訳は黒田会長,その他は小形副会長が順次報告した。

(追加コメント内容)

・個人会員が3月比で-17人と減少している。学生会員を増やしたい。また,各社で入会していない技術系新入社員の入会を促進してほしい。(黒田会長)

・会務の2019年度収支予想は,▲153千円の赤字となる。(小形副会長)

・事業部門について,書籍とDVDの在庫が多い。(塚本監事)
UNITECR 2019で,欧文誌DVDの宣伝を兼ねて200枚無料配布した。(細田専務理事)
他の書籍も大学や工業高校などに寄贈してはどうかという提案があった。(黒田会長)

2)(UNITECR2019実行委員会):

前田UNITECR事務局長が資料②により報告した。

・UNITECR 2019は,参加者859人,参加国数41カ国,報告論文数241件(未発表35件込)であったとのこと。

・IEB会議では,次回のUNITECRはシカゴで9/14~17開催と決まったとのこと。
また,中国開催(2025年)は,今回採択には至らず,次回(2021年)に再検討となった。その理由は,①地理的に近いにも関わらず参加登録者数が少なく,Abstract 44件受理に対しProceeding 25件受理等,会議運営に寄与しない,②中国人による講演スライドの写真撮影や講演のビデオ撮影が多数行われマナーが悪い,③開催条件の「Mentoring  Processの受け入れ」に対する言及無し。

3)本部委員会報告

(企画委員会):後藤委員長が資料③により報告。

・耐火物誌の原稿減少に伴う出版継続への危惧について,10/3に編集委員会と企画委員会の合同検討会を開催。耐火物誌の位置づけ(学術誌または業界紙)と定める必要があるとの結論に至り,10月中は編集委員と企画委員に意見を募り議論し,本年度の第3回常任理事会に答申することになったとのこと。

(機関誌編集委員会):橋本委員長が欠席で報告なし。

(標準化委員会):高野委員長が資料④により報告。

・耐火物技術協会内WGと国際標準化・JISの活動状況について説明があった。

・ISO TC33の総会とWG会議が10/17~18に開催。
議決が9件あり,その内2件は中国のNP提案についてで,プロジェクトの中止が決定された。

4)専門委員会・研究会報告

(鉄鋼用耐火物専門委員会):安井委員長が口頭報告。

・本年第7回専門委員会は12/9~10に高山市民文化会館で開催予定。発表は26件とのこと。

(原料専門委員会): 川﨑委員長が口頭報告。

・本年第79回専門委員会は,9/13にOCCで開催し委員会64名の参加であった。第80回は9/10~16にアクセスのよい会場で開催することになり,現在,検討中。

 (セメント用耐火物研究会):
(代)川﨑委員長が口頭報告。

・第35回セメント用耐火物研究会は5/27に日本教育会館で開催し参加者120名前後とのこと。会場の見直し(広く見やすい)を検討中。

(環境と耐火物研究会): 佐藤委員長が欠席で報告なし。

5)支部報告

(九州支部):大庭支部長が資料⑤-1により報告。

・来年度の年次学術講演会を4/21~4/22にウェル戸畑で開催する予定。

(中国四国支部):有馬支部長が資料⑤-2により報告。

・OCCと共催で,研究会やセミナー等の活動を継続中。

・中国四国支部の役員会を2020年2月中旬開催予定。

(近畿支部):中村支部長が口頭報告。 

(東海支部):橋本支部長が口頭報告。

・11/29に見学講習会(あいち航空ミュージアム,全固体電池)を実施予定。

(東部支部):駿河支部長が欠席で報告なし。

 

* 以上の全体議事報告内容に対して,質問・異議等はなく,了承された。

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鉄鋼用耐火物専門委員会 委員登録のお願い

鉄鋼用耐火物に関わる研究者・技術者の皆様のご参加と委員登録をお願いします。

1)研究発表申込は,委員に限定します。

2)委員会参加は,原則として委員に限定します。

3)委員会参加に当たり,委員または委員代理の参加費は無料です。同伴者の参加費は2,000円です。

4)委員登録(年会費)は4,500円です。

 *委員登録の申込:耐火物技術協会事務局 青木

TEL 03-3572-0705  FAX 03-3572-0175

E-mail  aoki@tarj.org

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2019年9月度 機関誌編集委員会

1.日時:2019年9月5日(木)15:00~16:10

2.場所:耐火物技術協会 会議室

3.出席者

橋本委員長,仲村副委員長,明石,飯山,池淵,池本,西村 計7名

事務局(細田,吉井,磯尾)

【議事内容】

 *前回議事録の確認。
特に問題なく承認された。

(和文誌)

・2019年9月号発行確認。

・2019年10月号~12月号の編集計画・進捗報告と検討。

・執筆依頼,原稿審査結果状況の進捗報告。

⇒投稿状況及び執筆依頼の確認、審査委員の選考等。

(欧文誌)

・Vol.39 №3,№4とVol.40 №1の編集計画・進捗報告と検討。

・購読者状況(Vol.39申込受付状況)は来月報告。

(その他)

1) セラ協特定セッションへの応募について。

2) 耐火物誌の構成・発刊について。

【今後の機関誌編集委員会開催予定】

2019年10月3日(木)15:00~17:00

2019年11月7日(木)15:00~17:00

2019年12月5日(木)15:00~17:00

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第7回 鉄鋼用耐火物専門委員会講演会

主催:耐火物技術協会
後援:(一社)日本鉄鋼協会耐火物部会
協賛:(一社)飛騨・高山コンベンション協会

日時: 講演会 2019年12月 9日(月)  9:30~16:40
           講演会  同  12月10日(火)   8:40~14:50
          交流会   同   12月 9日(月) 17:00~19:00

場所: 委員会:高山市民文化会館(「3-11」)
〒506-0053 高山市昭和町1-188-1
TEL 0577-33-8333

交流会:高山グリーンホテル(2F 天山の間)
〒506-0031 高山市西之一色町2-180
TEL 0577-33-5500

【プログラム】

*講演時間:25分(講演20分+質疑応答5分)

12月9日(月)

(開会)   9:25

(一般講演) 9:30~10:45

1. 長期間稼働したコークス炉から回収した珪石れんがの物性調査     JFEスチール㈱

2. ムライト質れんがの還元雰囲気での表層変質挙動調査 黒崎播磨㈱

3. 高炉主樋スラグライン材の特性に及ぼすSiO2成分の影響    品川リフラクトリーズ㈱

(一般講演) 10:55~12:10

4. スピネル含有流し込み樋材の諸特性に及ぼすSiO2 の影響    大光炉材㈱

5.名古屋製鉄所 溶銑鍋 耐火物の寿命延長 日本製鉄㈱

6. 脱りん炉底吹き羽口耐火物の改善 ㈱神戸製鋼所

(一般講演) 13:10~14:50

7. 鹿島2製鋼転炉における装入壁の耐用改善 日本製鉄㈱

8. 装入壁用MgO-C れんがの実機適用結果 品川リフラクトリーズ㈱

9. 呉製鉄所 2製鋼 転炉底吹羽口寿命の延長浸潤性評価           日鉄日新製鋼㈱

10. Q-BOP羽口耐火物の改善 JFEスチール㈱

(一般講演) 15:00~16:40

11. 超高強度取鍋湯当たりPB材質の開発 品川リフラクトリーズ㈱

12. TiO2添加が焼成後の不定形耐火物に与える影響調査 黒崎播磨㈱

13. 広畑溶鋼鍋ビルドアップ発生メカニズムについて 日本製鉄㈱

14. スラリー特性の違いが流し込み材の特性に与える影響   黒崎播磨㈱

(交流会)  17:00~19:00 

12月10日(火)

(一般講演) 8:40~10:20

15. MgO-CれんがとSpinel-Cれんがの各種スラグの耐食性およびMgO-C反応性の調査 品川リフラクトリーズ㈱

16. マグクロれんがの損耗機構 ㈱TYK

17. AODベッセルの漏鋼対策 大同特殊鋼㈱

18. 炭素含有耐火物の機械的拘束下における耐熱衝撃性評価  黒崎播磨㈱

(一般講演) 10:30~12:10

19. 浸漬ノズルパウダーラインの溶損速度に及ぼすモールドパウダーの影響      品川リフラクトリーズ㈱

20. 酸化鉄成分が浸漬ノズルのアルミナ付着に与える影響       品川リフラクトリーズ㈱

21. 連続鋳造用浸漬ノズルにおける難付着材質の開発 ㈱TYK

22. X線CTによる耐火物成形体中の粒子充填構造の3次元観察     黒崎播磨㈱

(一般講演) 13:10~14:50

23. Al2O3・SiO2系耐火物に存在する鉄の存在形態及び熱処理による変化

(一財)岡山セラミックス技術振興財団

24. CaO・6Al2O3断熱キャスタブルの諸特性に及ぼす酸化亜鉛の影響        大光炉材㈱

25. フェルト状のアルカリアースシリケートウールの特性改善     イソライト工業㈱

26. 耐火物の圧縮強度に与えるサンプル因子の影響    黒崎播磨㈱

(論文賞表彰・閉会) 15:00~15:30 

*参加費   当該専門委員・代理 無料 (2日間共)

       同伴者         2,000円(1,2日参加共)

           報告集購入     6,000円

          交流会参加    6,000円

 

*参加申込:11月15日(金)までに。当日参加申込も可。

*申込・問合先:耐火物技術協会事務局(青木)

TEL 03-3572-0705  FAX 03-3572-0175

             E-mail:aoki@tarj.org

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